朝起きたら腰痛のため立ち上がることも出来ず、這うように布団から起き上がり

71歳男性 無職の方からの質問です。

数年前、朝起きたら腰痛のため立ち上がることも出来ず、這うように布団から起き上がり、
何とか車で整形外科に行き診断してもらいました。
レントゲンなどで診察してもらいました。
検査の結果は悪いところがないということでした。
先生の話ではストレスや疲れから腰痛になったのではないかと言うことでした。
実際、このような腰痛になる原因は何でしょうか。
教えていただきたいと思います。

回答

こんにちは。
整形外科の先生からのお話でそう言われたのですね。
心中お察し申し上げます。
その後、腰痛の方はいかがですか。

腰痛症は日常の生活に影響しますので大変ですよね。

先生が説明されるように、腰痛症には、それこそストレスからくるもの、
変形脊椎症と言って、骨が加齢などにより形が変わってしまいそこから出ている神経を
刺激してしまうことによるもの、脊椎管狭窄症と言って、頭からお尻の先まで、
脊髄神経を守っている骨の間が狭くなることによるもの。

また、加齢などで、腰椎を守っていた腹筋と背筋がやせたことでの腰痛。
他色々なケースがあります。
この先はお時間がおありでしたらお読みください。

お忙しければ、まとめをお読みください。

ストレスの元となるものをストレッサーと言います。
それが、自律神経系や内分泌系に作用していきます。

最初から急に作用することはないので、その間、無理をします。
やがて、そのことが胃腸や、息苦しさや、いろいろと気になってきます。
そうするとそれが何年もストレスとなり、余計他の事や腰痛を長引かせると言われています。

また、ぎっくり腰などにならないようにと無理な姿勢になり、かえって物を持ち上げるときに無理をする。
というケースもあります。

あなたの場合はストレスか疲労不眠自律神経からくることもあります)からきているのかな。
とのことですので、

厚生労働省の簡易ストレステストをしてみてはいかがでしょうか。

ホームページのアドレスを記しておきますので、ご活用ください。
https://kokoro.mhlw.go.jp/check_simple/

◎まとめ

厚生労働省が言っているように、心理ストレスが腰痛を治りづらくしていたり、うつ病などが隠れていたり、ということもあると言っています。

また、まれに腫瘍やがんからくる腰の痛みも考えられますので、この際、しっかりと総合診療専門医に診てもらってみてはいかがでしょうか。


PS.
私は、心と体の両方を見る学会にも所属していますので、何かありましたらご相談くださいませ。
長文になりまして、あなたの貴重なお時間をいただき、お詫びとお礼をいたします。

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