木漏れ日新聞
日に日に寒さが厳しくなる今日この頃ですが、いかがお過ごしでしようか。
さて、今回はこの時期に注意したいことを書きたいと思います。
特に女性の方はマスクによる肌トラブルが心配ではないでしょうか。
皮膚科ではマスクと同じサイズのガーゼを中に入れて、直接マスクが肌と触れないようにと言っています。
また、マスクの中は、吐きだされた二酸化炭素を含んだ息が、マスクの中にこもり、それをまた吸う事になります。
その為、血液の中がちょうど慢性的な酸素不足の状態となり、偏頭痛や肩こり
などに悩まされてしまいます。
又、口呼吸となりがちで、酸素の取り込みも少なくなってしまいますし、口の中も乾いてしまいがちです。
口呼吸と違い鼻で呼吸をすると何が良いかというと、鼻から吸った空気を
ろ過し、適度に温めて肺に送るという役割をしております。
➡ これを少しでも改善する方法をお伝えしますね。
耳にかけると肩こりが強くなるので後ろ頭でかけるものや
右の画像のようなグッズを使ってもいいかもしれませんね。
口呼吸はこちらでさらに詳しくお伝えしますね。
酸素が常に不足ぎみなため、身体は無理をして補おうとします。
それにより交感神経が優位な状態となってしまいますし、
首の付け根から少し下がったところが私たちが言うところの風門(風邪が入る門)があります。
そこを凝らせていると風邪をひきやすいと言われていますのでしっかりと手当てするのが良いですよ。
どうしてもお時間が取れないようでしたなら、首を倒すと分かる大きな骨から手のひらを横にして下げ、
そこから外側に3センチほどのところが先ほど言った風門というところですので、
低温やけどにご注意されて温めるのもいいですよ。
あと、入浴の時はヒートショックにもご注意くださいね。
政府の発表では、交通事故でお亡くなりになる方の倍の1万4千人の方がヒートショックで、
お亡くなりになられているそうです。
ご家族がいるようでしたら入浴前に声を掛ける、お風呂を温めるため、
お風呂のふたは開けておく、脱衣場は温めておく、シャワーで体を慣らして入浴する、
長時間の入浴は避けるなどにご留意くださいませ。
寒さの為に血圧が上がり、入浴で急激に下がり、服を着るのに寒いと
血圧が上がり、そんな繰り返しが心臓に負担を与えてしまいますので
どうかご自愛くださいませ。
それではこれで失礼します。
佐藤針灸マッサージ治療院院長 佐藤勝芳